中学校に入学すると、「算数」が「数学」に変わります。
そして、科目名が変わって初めて習う単元が「正負の数」です。
新しい概念なだけに、難しそう…!とか思っていませんか?
ここで、つまづいてしまうと、この後の数学全てが分からなくなってしまうといっても過言ではありません。
次の単元に移る前に、しっかり理解するようにすることが大切です。
とはいっても、参考書や問題集に書かれている数字や記号の並びを見ても、しっくり理解できないかもしれません。
マイナスの数を2回かけたら、なんでプラスになるんだ?とかね。
正負の数の考え方について、分かりやすく解説した動画を紹介します。
富士山は一つでも、どこから見るかによってその高さは変わるということですね。
この動画の山内恵介先生は、数学で初めて出てくる「マイナス」という概念もうまく説明されていると思います。
上で書いた、マイナスを2回かけたらなぜプラスになるのか、というのも山の高さを例にして説明できます。
例えば、山を登ることをプラスで、下ることをマイナスで表現することとします。
「100m登った」は「+100m」、「200m下った」は「-200m」になりますね。
じゃあ1時間で100m山を登るとき、3時間後にはどこにいるでしょうか?
100×3=300m上ですよね。
5時間前はどこにいたでしょうか?
100×(-5)=-500m、つまり500m下ですよね。
じゃあ次に、1時間に100mずつ山を下ることを考えましょう。
3時間後にはどこにいるでしょうか?
-100×3=-300m、つまり300m下にいることになります。
では、5時間前はどこにいたでしょうか?
500m上ですよね。
だから、-100×(-5)=+500になるわけです。
マイナスを2回かけたらプラスになる理由も、このように考えると分かりやすいですね。
上で紹介した動画は「スタディサプリ 」の授業の一コマです。
スタディサプリは、インターネットで授業を受けることができ、理解しきれなかった部分は何度でも見直せます。
それだけできて、5教科(英語、数学、国語、理科、社会)で月額980円と、教室に通う塾と比較してもとても安いです。
自分1人で参考書や問題集を眺めていても、なかなか理解できないことはちょくちょく出てくるものです。
特に数学は、正負の数の計算を基礎にして、これからどんどん応用的な内容に進んでいきます。
中学の数学の授業を受けて、これから大丈夫かな?と少しでも思ったら、是非塾の授業を受けることを考えてみてください。
実際僕は、中学1年から塾に通って、いつ何を勉強すべきかがはっきりしたことで、高い成績をキープでき、灘高入試本番でも数学で100点満点中82点をとることができました。
別の記事でも書いていますが、中学1年から塾に通うと、3年トータルでみると勉強時間を短くでき、楽に合格できると僕は考えています。
参考書や問題集を読むよりも、塾の先生の解説を聞く方が、初めて勉強する単元を理解しやすくなると思います。
14日間は無料体験ができるので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?