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歴史の勉強で大事なのは「時代の距離感」

歴史を好きになるには?

歴史の暗記のコツが知りたい、そう思いますよね。

有効な暗記方法としてその科目を好きになるというのがあります。歴史を好きになれば暗記もスイスイできるようになるというわけです。

でも、歴史なんて大して好きになれないよ・・・という人も多いと思います。

別に歴史全体を好きにならなくても、ほんの一部、どこかの時代や歴史上の人物一人でも好きな時代や人物を見つけてもらえればいいと思います。

僕が好きなのは幕末や昭和史ですね。ベタですが新選組の大ファンです。

まずは歴史の何が覚えにくいかと言うと、一言で言うと時代の距離感です。

いきなり縄文時代がどうのこうの言われてもワケがわからなくないですか?

「西暦何年に誰がどうした」と言われても、私たちは現在2019年に生きているので、「西暦200年」など言われたところで正直頭に入ってきません。

それではどうやって歴史を覚えて行くかと言うと、誰でもいいので好きな歴史上の人物を覚えて下さい。僕の場合は新選組の土方歳三です。

土方歳三の書籍は沢山読みました。そのほかにも西郷隆盛や直江兼続、上杉謙信などの戦国武将、山本五十六や東條英機など昭和史を代表する人物に興味があり、戦国時代や昭和史の書籍も色々読みました。

好きな歴史上の人物を覚える事によって歴史上に自分のポイントを打つ事ができます。

例えば、土方歳三が亡くなったのは明治2年の5月11日(1869年)と覚えておくと、歴史の教科書に出てくる「戊辰戦争」が終わったのも明治2年と覚える事ができます。

西郷隆盛が亡くなったのが明治10年(1877年)9月24日と覚えておくと「西南戦争」が終わったのも明治10年と覚える事ができます。

そのような感じで違う時代にもポイントを沢山打っていくと歴史は全て繋がっていますので、他の出来事のある程度の距離感を掴む事ができます。

幕末が好きなので幕末ネタが多くて申し訳ありませんが、例えば土方歳三という人物と西郷隆盛という人物が登場する時代は「幕末」です。同じ時代に生きていますが当然成し遂げた事やその人物が関わった出来事は違います。

ですが、同じ時代に活躍したのでその時代の大きな出来事、「黒船来航」、「安政の大獄」、「薩長同盟」、「大政奉還」、「戊辰戦争」、「西南戦争」など色々な教科書に出てくる出来事もある程度の距離感で捉えることができます。

このように歴史上の人物が関わった出来事に歴史のポイントを打ち、点と点の距離感を覚えて出来事を覚えていくようにするとどの時代でも「この人が活躍した時代は何年〜何年」、その周りの出来事は「何々事件」などの様に覚える事ができるわけですね。

皆さんもこのように、歴史上のどこか一点でいいので、興味のある時代や人物を探してみてください。

肖像画がイケメンでかっこいいから、といった理由でもいいと思います(笑)

全体をまんべんなく理解しようとすると大変ですが、どこか一点を中心に周辺を理解していくというのはとても効果的だと思います。

最後に

いかがでしょうか。

歴史を好きになるための第一歩として歴史上の人物誰かのファンになる、ということから始めてみてください。

たかぽん

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