中学校の教材では教科書以外にも地図帳が加わりますが、試験対策にとっても欠かせないアイテムですね。
下手に問題集を買ってくるよりも、地図帳を使いこなせるようになる方が試験対策に効果があるのです。
地理はコツさえ掴めば、最も得点しやすい科目のひとつですね。
勉強法はもちろんのこと、教科担当の授業内容によっても左右される科目かもしれません。
ある程度生徒数が多い学校であれば、社会科担当の先生は数人いますが、その教え方によっても差が現れる部分と認識しています。
中学校時代社会科担当の先生は3人いましたが、1人の先生が受け持っていた私たちの学年は郊外模試でも抜群の成績でした。
その理由には、教科担当の授業法に明らかに違いがありましたね。
必ずと言っていいほど、教材で使用していたのが世界の白地図でした。
教科書に書かれている内容を説明するのではなく、必ず誰かに指名して正答を導くようにしていました。
とにかく、地理は地図が命的な存在ですね。
僕は、小学生低学年の時に自動車の県外ナンバーを見かけるとそれがどの県に当てはまるのが調べるのが好きでした。
ですので、地理は得意科目のひとつでしたね。
分からない県外ナンバーの車を見た時は、日本地図でそれがどの県に当たるか調べていました。
中学校の教材で使う地図帳は優れもので、試験にもよく出題される世界の気候グラフなども載っているのでそれらを重点的に学習していました。
頭で抱え込むよりも、五感を活用して学習すれば頭の中にインプットされやすいですね。
例えば、ゲームのような感覚で世界の位置関係を覚えるようにすると、自然に夢中になってくるものです。
好奇心が強い人にとっては、成績が伸びやすい科目だと思います。
ちなみに、僕が高校受験対策に使用した教材は進研ゼミのような教材と地図帳のみでした。
人種や気候などの問題でも、その特徴さえ掴めば忘れることはありません。
特に世界の気候は、北半球と南半球そして内陸性気候と海洋性気候では大きな違いがありますね。
それをエリア別に習得していけば、確実に得点に結びつけますよ。
産業分野の出題でも欠かせないのは、やはり地図帳です。
主要な都市の産業は頻出分野なので、押さえておきたいポイントですね。
高校入試では、各分野がエリアの枠を超えてテーマ別で出題されるので、位置関係を把握するためには、地図帳は欠かせません。
具体的な方法としては、エリア別の学習から段階的に全国地方・全世界へ枠を広めるのがコツです。
また、用語などを覚える時も地図帳を使いながら取り組むと効率的に学習できますよ。