合格発表が終わり、入学手続きを終えると、気分は一足早い春休みでした。
年が明けてから休んでいた学校にも通い始め、周りが受験直前モードに突入する中、僕はのんびりとした気持ちで過ごしていました。
高校受験の勉強開始が小6の3月だったので、それと同じように、中3の3月から大学受験に向けた勉強を始めました。
通っていた塾で高校入学前の1か月間、高校の数学の授業があったので、それに出ていました。
入学前に少しでも予習をしておくというのは、やはり気持ちの面で余裕が出ます。
新生活に対する不安も、少し和らぐ気がしましたね。
そうこうしているうちに、中学校の卒業式の日が来ました。
この日で会えなくなる友達ばかりだったはずが、不思議と寂しい気持ちはあまりありませんでした。
なんかまた会える気もする、とも感じていました。
当時はSNSもなく、連絡手段といえば携帯電話ぐらいでしたが、Facebookでつながる日が来ることを予知していたのかもしれません(笑)
僕の中学生活を振り返ると、90%以上は勉強の日々だったはずです。
もちろん、勉強のことで思い出すことはたくさんあります。
特に、中3の10月に睡眠不足で成績が落ちたときは受験生活の中で最大の危機でしたが、やみくもに頑張ることだけが成長する方法じゃないという教訓を得たという点で、とても貴重な経験だったと思いますし、今となっては良い思い出です。
とはいいつつも、中学生活の思い出として最初に思い浮かぶのは、体育祭や文化祭、通っていたスイミングスクールのことなど、勉強以外のことばかりです。
そういう意味で、とても密度の濃い3年間を送ることができたな、と社会人になった今でも思います。
また、本来行きたかった六甲中に行けずに地元の公立中学に通うことになったわけですが、中学生活を送る中で地元のことがますます好きになりました。
社会人になってから地元に戻り、当時のことを思い出したりもしながら、幸せな日々を送ることができています。
このブログを読んで頂いている方にも、趣味嗜好など生活の送り方は僕と違うところもたくさんあるとは思いますが、幸せな人生を歩むヒントのようなものを提供できれば、これほど嬉しいことはありません。