図を描きながらイメージをつかむ!
物理の問題では、図が描かれていることも多いですよね。
運動エネルギーの方向を示す矢印が描かれていたり。
こんな問題を解くとき、皆さんはどうしていますか?
問題用紙の図に書き込みをして、解き方を考えたりしていませんか?
これでも悪くはないと思いますが、やはり
と僕は思います。図を描いているうちに、問題で問われている物理現象についてイメージが湧いてくることが多くあります。
特に、運動エネルギーや位置エネルギーを示す矢印は、問題を解く上で になることがよくあります。
例えば、運動エネルギーや重力を示す矢印は、実際に自分で描くときに、「この矢印の大きさはどれぐらいなんだろう?問題文に書いてあるかな?それとも、すぐに計算できるかな?」みたいなことを考えると、解答につながる情報をつかみやすくなるわけですね。
「いちいち図を描かなきゃいけないなんて面倒くさいな〜」と思う人もいると思います。
実際僕も、最初は問題を解くたびに図を描くのが面倒で、図を描かずに問題を解いていました。
テストには制限時間があるので、その限られた時間を図を描くのに使うのはもったいないと考えていたんです。
でも、その方法だとテストでなかなか点数がとれませんでした。
学校の定期テストレベルの問題でも0点をとったことがあります。
少し考えれば分かる問題すら解けていないので、0点になるわけですよね。
実際に0点をとったテストでは、問題文に書かれている現象のイメージが全くつかめていなかったので、少しでもイメージをつかめるようそれ以降は
をつけました。そしたら、最初は確かに図を描くのに時間を使ってしまってましたが、図を描くことに慣れてくると、短時間でフリーハンドでもきれいな図を描けるようになりました。
その結果、灘高入試レベルの問題でも、物理は
をとれるようになりました。記述式の問題でなくても、途中経過をきちんと書こう!
図を描くことと同じぐらい大事だと思うのが、式など途中の導出過程をきちんと書くことです。
これをやらずに答えだけ書くようなことをしていると、何となくわかった気になってしまって、少し難しい問題になっただけで解けなくなる、ということが起こってしまいます。
計算過程を計算用紙にぐちゃぐちゃっと書くのではなく、後で見返せるような形で解答用紙やノートに書くことが大事です。
これも、計算用紙にサラサラっと書いた方が時間が短縮できるように思います。
ですが、ノートなどに方程式や式の変形の過程を丁寧に書いていくと、
。実際僕も、式を丁寧に書くようになってから、計算ミスによる失点はしなくなりました。
最終的には入試で点をとるということが大事なわけなので、練習で解いている問題は完璧に理解できていることを確認することが大事です。
以上で書いた2点を今日からでも意識して物理の勉強に取り組んでくださいね。