国語の文法は得点源になる

国文法は、一度理解してしまえば国語のテストで確実に得点できる!

文法」は、中学校に入って初めて出てくる分野ですね。

小学校では、国語といえば長文読解と漢字だけだったのに、文法って何?と思う人が多いと思います。

しかも、いざ勉強し始めると色々と覚えなければいけないことが出てきて難しい・・・と感じる人も多いのではないでしょうか?

確かに、品詞が何種類も出てきたり、活用を覚えなければいけなかったり、文法の勉強はひたすら暗記・・・と思う人も多いと思います。

しかも、定期テストや模試でも必ず文法の問題が出てくるので、避けて通ることはできません・・・。

でも逆に言えば、文法を一度理解すれば確実に国語の得点源ができる、と考えることもできますね。

特に、文章読解が苦手な人にとっては、国語で確実に得点できる部分ができるというのは、大きいのではないでしょうか。

今回はそんな文法の勉強方法、考え方を解説します。

国文法は「文節」と「単語」さえ理解できればOK!

国語の文法で覚えなければいけないことはたくさん出てきますが、こんなの覚えきれないよ・・・と思っている人は、とりあえず「文節」と「単語」を理解しましょう。

問題集で出てくる文章を、文節で分けた場合、単語で分けた場合にそれぞれどのような分け方になるかいつも考える癖をつけると良いでしょう。

実際僕も中学生の頃に、文章の途中に斜線(/)を入れて、文節、単語に分けるということをやっていました。

これができるようになると、単語それぞれがどの品詞にあたるのか、活用がある場合はどう語形が変化するのかも頭に入りやすくなりました。

文節または単語に分けなさいと言う問題でなくても、問題集の中で出てくる文章全てに斜線を入れて、どう分けられるかをいつも考えるようにすると良いと思います。

分からないところは調べると、理解がさらに進むのでおすすめです。

とにかく、覚えることが多くて大変・・・と思っている人は、「文節」と「単語」この二つだけを意識して勉強すると良いと思います。

「文節」と「単語」が理解できたら

文節と単語が理解できたら、その次は「活用のある品詞」について理解していきましょう。

動詞や形容詞なんかがそうですね。

文章を正しく単語に分けることができるようになった後に、単語つまり品詞について詳細を勉強していくという流れです。

品詞の中でも、活用のあるものは文章中で大事な役割を持っているので、まずはそこから勉強していきます。

活用形などが理解できると、文法の大半の問題で得点できるはずです。

そして、その後に活用のない品詞など、残りの部分を勉強していくわけです。

実際僕も、中学生の頃、文法の参考書を見て最初は「ぎゃっ、めっちゃ覚えること多いじゃん!」と思いました。

それに、覚えることが多すぎてなかなか覚えられませんでした。

でも、「文節・単語」→「活用のある品詞」→「活用のない品詞」と大きく3つに分けて、体系的に勉強していけば、理解が大きく進みました。

英語と違って、普段使っている言葉の勉強ですから、なんとなくでも理解できるところも多いんですよね。

とにかく、文法が苦手という人は、普段目に触れる文章でも、文節と単語に分けると、どうなるんだろう?ということを意識して考えてみてください。

頭の中で考えるだけでなく、文章をノートなどに書き写して、斜線で区切るというのもやってくださいね。