現在は地元の兵庫県に住んでいます。田舎の地域です。
地元の小中学校に通い、高校受験で
に合格し、大学受験では大阪大学に現役合格しました。その後、博士課程まで進み、博士号を取得した後は民間企業(東証一部上場企業)にて正社員として働いています。
一見すると順風満帆に思える僕の人生ですが、波乱万丈の受験生活でした。
中学受験での挫折
実は、小学校時代は私立中学を目指していました。
小学校4年生の冬休みから近所の塾に通い、中学受験に向けた勉強をしていました。
志望校は、第一志望校が六甲学院中学校(兵庫県神戸市)で、第二志望校が高槻中学校(大阪府高槻市)でした。
しかし受験の結果は、いずれも不合格でした。
そのため、地元の公立中学に進学することになりました。
中学受験の成績
- 六甲学院中学校(A日程):不合格
- 高槻中学校(後期):不合格
- 六甲学院中学校(B日程):不合格
高校受験に向けた勉強のスタート
中学入試の不合格の通知を受けて間もなく、入試の帰り道でもらった塾のパンフレットを見て、高校受験に向けて入る塾を決めました。
そして、小学校6年生の3月から塾の授業が始まり、英語・数学を中心に中学校の勉強を始めました。
塾の授業で習ったことの復習のみに集中して勉強するようにしていました。
そして4月の終わりに、初めての塾の実力テストがありました。
そのテストで、僕が1位になったのです。
周りの塾生は中学入試で灘や甲陽を受験した人ばかりなのに、自分が1位になれるとは、ただただ驚きでした。
それと同時に、高校受験への勉強について、気づいたことがありました。
ということでした。
そしてその後も、予習は一切せず、塾の授業で習ったことの復習のみに集中して勉強を続けました。
勉強すればした分だけ点数がとれるわけですから、習ったことを確実に理解することだけに注力しました。
勉強と趣味の両立
中学1年生の最初から絶好調のスタートダッシュだったわけですが、勉強ばかりしていたわけではありません。
僕は小学校の頃から近所のスイミングスクールに通い、水泳(競泳)をやっていました。
中学入試に不合格になった後も、週2回のペースでプールに通っていました。
また、プールに行く日以外も、筋力トレーニングをしたり、より速く泳ぐための方法を本を読んで研究したりしていました。
勉強は塾で習ったことの復習だけを毎日少しずつやり、残りの時間は水泳に費やして過ごしていました。
時間の比でいうと、勉強:水泳=1:4ぐらいですね。
それでも、塾の実力テストは毎月上位をキープしていました。
高校受験へのラストスパート
中学3年生の夏休みは毎日ひたすら問題集の問題を解きまくり、迎えた2学期。
受験本番に向けた追い込みに入る中で、僕は勉強時間を少しでも増やすため、睡眠時間を減らすことにチャレンジしました。
それまでは1日7~8時間寝ていたのを、徐々に短くしていき、1日5時間半まで縮めました。
そのとき、テストで全く点がとれなくなりました。
灘高を受験する生徒なら90点以上とれる数学のテストで41点しかとれなかったんです。
もちろん、「このままでは灘高への合格は極めて厳しい」という判定。
勉強時間は伸びていたのに、テストの結果に反映されなかったんです。
高校受験に向けた勉強の中で最大の挫折でした。
そこで、僕は「
」と考え、睡眠時間をもとに戻しました。その結果、1か月後の模試では全国6位になりました。
「量よりも効率」という考え方は間違っていなかったことを実感しました。
高校受験本番
2月になると、高校入試本番を迎えます。
併願校の岡山白陵高校、東大寺学園高校に合格して迎えた、本命の灘高校入試本番。
過去問は20年分やって全て合格だったということもあり、落ちる気はしませんでした。
落ち着いて試験にのぞむことができ、結果は
。しかも、順位は2位でした。
高校受験までの3年間を振り返っても、毎日少しずつ勉強をし続けてきただけだったので、
と実感しました。
高校受験の成績
- 灘高校:
- 東大寺学園高校:
- 岡山白陵高校:
このサイトを立ち上げた思い
以上のように、僕は田舎の公立中学から灘高校に合格を果たし、その受験生活の中で数々の貴重な経験を得ることができました。
そんな経験を、僕と同じように
と思ったのがこのサイトを立ち上げたきっかけです。特に、中学入試に落ちた皆さん、失望や悔しさでいっぱいだと思います。
でも、「自分を不合格にした中学校を見返してやる」という気持ちで勉強に取り組み、高校入試に合格することができれば、 。
高校受験への勉強は、
と、僕は思っています。そのための勉強方法について、このサイトで解説していきます。
こちらのページでも皆さんへのメッセージを書いていますので、あわせて読んでくださいね。
また、分からないことや相談があれば、お問い合わせフォームからお気軽に連絡してください。