中学1年生の1学期

中学校の入学式

僕が入学した中学校は、近隣の3つの小学校の生徒が進学する学校でした。

小学校からの友達もいれば、塾で一緒だった子もいたし、新しい出会いもありました。

登校するのに坂を上らないといけませんでしたが、周りは自然豊かな校舎で中学校生活をスタートさせました。

学校の授業の方はというと、3月に塾で勉強した範囲ということもあり、楽についていくことができました。

同級生のみんなも優しくて、楽しい学校生活を送ることができました。

初めての実力テスト

一方、塾の方はというと、月末に実力テストがありました。

僕が通っていた塾は、毎年数十名もの生徒を灘や甲陽といった高校に合格させていたところで、

中学受験でも灘や甲陽を受験して不合格だった生徒が多数在籍していました。

そんな中、初めての実力テストで僕が1位になったのです!!!

テスト科目は英語、数学、国語の3教科だけでしたが、灘中や甲陽中を受験した生徒に混じって僕が1位をとるとは、

思いもよらず、ただただ驚きでした。

この時のテスト内容を振り返ると、

英語:文法問題が中心

数学:基本的な計算+文章題何問か

国語:国文法の問題が中心+現代文の読解

といった感じだったと思います。

こんな感じで、勉強さえすれば確実に点が取れる内容で、取りこぼしが少なかったことが高得点につながりました。

特に、英語はほぼ満点で、科目別でも全体1位でした。

この英語の出来が、3科目合計点でも1位になった大きな要因だったようです。

このように、たった2か月で、六甲中不合格の落ちこぼれが、難関高校合格のトップ争いにのし上がれたのだと、

自分自身感動してしまいました。

このペースで勉強を続けていけば、灘高合格は決して夢ではない、と確信しました。

それから、夏休みまで

それから時間が過ぎ、勉強も少しずつ進んでいきました。

いわゆる「5月病」みたいなものもありませんでした。

学校の定期テストでは、各科目90点ぐらいは毎回安定してとれていたかなと記憶しています。

まあ、5教科ほぼ満点みたいな子もいたので、学年1位はとれませんでしたけどね・・・。

定期考査の成績から出される内申点という意味では十分な成績だったかなと思います。

塾の毎月末の実力テストもずっと1位というわけではありませんでしたが、灘高合格圏内と言われる上位をキープしていました。

といいつつも、勉強を特別頑張った記憶はありません。

最初の3月、4月のスタートダッシュが決まったおかげで、あとは塾通いと休みの日に2~3時間勉強するだけで、順位をキープすることができていました。

部活動はしてなかったんですが、スイミングスクールにも週2回通って、毎月のタイムトライアルで自己ベストの更新に挑み続けていましたね。