英語は高校受験から受験科目に入りますが、ほぼどの高校でも必要になるので、確実に得点できるようにしておきたいですよね。
英語は、文法、単語・熟語、長文読解、英作文など様々な力を求められるので、中学1年のときから総合的に勉強できる参考書や問題集が欲しいところです。
今回は、そんな英語の勉強にピッタリな参考書・問題集を紹介します。
ズバリ、「チャート式」シリーズ
日々の学校の授業の予習や復習、定期テスト対策、入試対策など幅広い場面で使用できるのが、数研出版から発売されている「中学チャート式」シリーズです。
もともと「チャート式」は大学受験の数学の勉強で絶大な支持を得ている参考書なのですが、その中学版(高校入試用)ということになります。
僕も高校時代は「青チャート」を大学受験の数学の勉強のメインに使っていましたが、各ページに例題と問題が1対1に対応していて、短時間でも少しずつ勉強を進められるのが使いやすかったですね。
その当時は「中学チャート式」は発売されていなかったと思うのですが、僕が中学時代に通っていた塾のテキストによく似ているので、おすすめです。
まず、学年別の参考書として、「チャート式シリーズ基礎からの中学1年英語」「チャート式シリーズ基礎からの中学2年英語」「チャート式シリーズ基礎からの中学3年英語」があります。
また、これらの参考書に対応する問題集として、「チャート式シリーズ基礎からの中学1年英語準拠ドリル」「チャート式シリーズ基礎からの中学2年英語準拠ドリル」「チャート式シリーズ基礎からの中学3年英語準拠ドリル」 があります。
さらには、受験対策用として、「チャート式シリーズ基礎からの中学英語 総仕上げ」もあります。
以上の3種類だけで、日々の勉強から入試対策までバッチリできると思います。
中学英語のチャート式の特長は?
カラーページで見やすい参考書
まず、参考書の解説部分がカラーページとなっており、とても見やすいですね。
大事な部分は赤字になっていて、付属の赤シートで隠すことができるので、解説の文章を穴埋め問題として解くこともできます。
小単元ごとに勉強できる
2~3ページごとに要点の解説と「赤シートで確認」がセットになっており、あまり勉強の時間がとれないときでも少しずつ勉強を進めることができます。
部活動や習い事をしている人にとっては、とても使いやすい参考書だと思います。
問題数が多い準拠ドリル
参考書だけでも十分問題演習はできるのですが、準拠ドリルも併せて買えば、勉強の効果はさらに高くなります。
参考書の解説を読んで準拠ドリルの問題を解く、というサイクルで学校あるいは塾の授業の予習・復習はバッチリだと思います。
準拠ドリルは1ページあたり10~20題載っているので、問題で出ている英文が読み書きできるようになれば、英語が得点源になること間違いなしです。
また、中学3年生になって受験対策をしたい場合は「チャート式基礎からの中学英語 総仕上げ」を使って演習量を増やすこともできます。
おススメの使い方は?
まず、参考書の要点整理のところの解説を読むところから始めることになりますが、一度解説を読んだら赤シートを使ってもう一度解説を読み直すようにすると良いと思います。
赤字になっている部分は赤シートをかぶせると隠れるようになっているので、そこはノートに答えを書いて問題を解くようにすると、知識の定着が早まります。
要点整理と「赤シートで確認」の部分が見についたら、次は準拠ドリルの問題を解くことになります。
一度解いて答え合わせをして解説を読んで終わりではなく、最低でも2回、できれば3回は繰り返し解くようにしたいですね。
そうすることで、高校入試に必要な知識が確実にもれなく身につきます。
また、さらに高いレベルを目指す人には、問題で出てくる英文を全て英作文できるようにすることをお勧めします。
準拠ドリルに載っている問題は、穴埋め問題などもあると思いますが、そのような問題も自分で一から英文を作れるようになると、本当の意味での英語力が身につきます。
日本語訳をノートなどに書いておいて、後日その日本語訳だけを見て準拠ドリルに書かれている英文を書けるか、チェックしてみてください。
これも2~3回繰り返してやると、単語や語句だけでなく、英語の表現が文章として丸ごと頭に入るので、英語力が飛躍的に向上します。
大学受験の時や、大人になって英語で外国人と話す時にも役立ちますよ!