英語の未来形と言えば「will」
中学2年になると、英語で「未来形」というものを習います。
これから先の未来のことについて、英語で表現するときに、助動詞「will」を使うということですね。
あるいは、「be going to」でも同じような意味になるとか、そんな感じのことを習います。
ところで「will」は、辞書を引くと「~する習慣がある」という意味も書かれています。
皆さんは知っていましたか?
なぜ未来形と「習慣がある」を同じ単語で表現できるのかよく分からない・・・という人も多いと思います。
僕も中学生の頃は、未来形と「~する習慣がある」の2つの意味があることを丸暗記していました。
この「will」に限らず、一見異なる意味を一つの単語が持っていることってちょくちょくありますよね。
一つ一つ丸暗記で覚えていってもいいですが、やはり限界がありますよね?
それに、そのマイナーな意味を知らなかっただけで、長文読解の大事な部分を理解できず、まったく点がとれないということも起こりえます。
なので、英単語の意味をなるべくもれなく理解しておくことはとても重要です。
英単語の本質を理解するのはとても大事!
上で書いた、willという単語の本質を分かりやすく解説した動画があったので紹介します。
講師はスタディサプリの関正生先生です。
簡単に言うと、willは「必ず~する」というニュアンスが込められた単語なのです。
それが未来のことになれば「~するでしょう」という日本語訳になりますし、現在のことを言うのであれば「~する習慣がある」という日本語訳になるというだけのことです。
このように、英単語の意味の核となるところを理解すれば、文章中で普段あまり使われない意味で使われても、文章の内容を正しく理解することができます。
また、これができるようになると、文章を読むスピードが格段に上がり、テストの制限時間に余裕をもって問題を解けるようになりますね。
このように英単語の本質を理解することは、英語力を上げていくうえでとても重要ですので、皆さんも英単語の勉強をするときにはぜひ意識してみてください。