皆さんは、暗記に頼らずに地理を面白く勉強する方法はないかな?と思っていませんか?
ひたすら暗記だけというのは無味乾燥な勉強になってしまうので、どうせするなら興味関心を持てる方法がいいですよね。
地理の教科書のココに注目しよう!
そこでまず地理とは何かを考えるわけですが、自分達が住んでいる地域をはじめとして、所属する国土の全体、ひいては地球全体の自然環境、空間、経済、社会、文化などを学ぶ科目のことですよね。
これを受験のために暗記しようとしたら勉強が続きませんので、自分が住んでいる身近な地域にはどんな自然があって文化があるのか、人口や経済規模はいくらで、その構造はどうなっているか、特産品は何かなどから調べてみると良いと思います。
そのためには地理の教科書に収録されてあるはずの巻末のデータに目を通すと、興味をそそられるんじゃないでしょうか。
自分の住んでいる地域のみならず、全国の、そして全世界の基礎的なデータが載っていて、それを眺めていれば各地域の自然環境、経済の得意分野や不得意分野など、手に取るように分かるはずです。
ゲームを使った勉強もおすすめ!
そして次におすすめなのが、ゲームが好きな人なら、「信長の野望」シリーズのプレイを通して、日本の現在の県名とは違う昔の「国名」に興味を持ってみたり、そしてその国名の由来を調べてみる、というやり方です。
日本神話が由来の国名である場合が多いので、そこから有名な神社や古戦場、観光スポットなどを調べてみようかという知的好奇心もわいてくるでしょう。
そして現在の国際情勢を通して地理を学ぶというのも面白いです。
日本ではあまり研究されていない学問に地政学というのがありますが、これは地理的な環境がその国々や地域にどのような影響を及ぼすのかを研究するものです。
軍事的、安全保障的な視点から地理を見ることで、それで世界の色々な地域や地形のことなどに興味を持って入っていけるでしょう。
興味が持てれば海や山の名前なども覚えやすいです。
教科書以外のツールも活用する!
また地理に関しておもしろおかしく書かれた本を読むのも良いと思います。
学校の教科書は基本的に面白くないというのが正直なところですよね。
基本的に無味乾燥な知識を羅列しているだけというところがあるので、学校の地理の教科書に変わる面白い本を読んで勉強するというのもありです。
そして現在はインターネットが発達していますから、それをフル活用して、興味関心の幅を広げていくこともできます。
例えば地理で北方領土のことを学ぶとき、そこでは旧ソ連とアメリカのはざまで、日本が問題をいつまでも解決してこれなった歴史を知るでしょう。
そうなれば地理から歴史の知識も付きます。
テレビで報道されている北方領土問題がひどく一面的であることにも気付くはずです。
そして、受験対策の仕上げ
そして最後は、やはり受験対策用の模擬試験、問題集を一通り解くというのもやってみましょう。
そうすれば興味関心を持って得た知識である程度までは対応できることに気付くはずです。
そして解けない問題があることに気付いたら、その時点でまた興味を持って調べればいいのです。
これでかなりの高得点が取れるはずです。
しかも自分が興味を持って調べて来たことだから、地理の受験が苦に感じられるというのはあまりないでしょう。
学んだことが本当の意味で血となり肉となっているはずです。
皆さんも、地理を少しでも面白く勉強できるように今回紹介した勉強方法を試してもらえればと思います。