社会の歴史は、暗記が大事になってきますよね。
歴史のテストというのは、思考力を問われるような問題はあまり出ません。つまり、知っているか知らないかというだけで得点が変わってくるわけですね。
歴史の暗記の意外なコツ
歴史の勉強を進めるにあたっては、まずは学校で配布される問題集を利用するのが良いと思います。というのも、高校入試の問題の多くはそこから出題されるからです。
そして、暗記の仕方にも工夫をする必要があります。暗記は、問題を解いて覚えていくのですが、ここで、一つずつ解いて覚えると、かえって効率が悪くなってしまいます。
クイズに答えていればクイズに強くなるわけではないんですね。
まず最初に、問題の隣に答えを出して、問題を解いていきます。そして、問題を見たら、すぐに答えが出てくるようになるまで覚えていきます。このように答えを見て、視覚的に覚えるということで効率良く暗記することができるようになります。
歴史の問題演習のコツ
そして、難関高校を受験する際には、その水準にあった問題集をとにかく何度も解いていく必要があります。偏差値60以上の高いクラスを受ける際には、最高水準問題集 歴史 (中学最高水準問題集)などがお勧めです。
実際に、受験問題がもとになって作られている問題集なので、これを使って勉強すると効率よく得点アップにつながります。
その他の勉強の仕方としては、受験する高校の過去問題を一問一答形式に変えて作るということがあります。これは、問題に作られている問題文にも覚えておくと良いことがありますし、長い問題を短い一問一答形式にすることでより勉強しやすい形にすることもできます。
この自分の受験する高校の問題集を自分で作ることができたら、ひたすら問題を覚えていきます。問題をいちいち時間をかけて解かなくても、最初から、答えを出して、とにかく暗記をしていくというのも良い勉強法だと思います。
このように、歴史の勉強には、暗記をどう効率よくやっていくか、その勉強法の工夫を考えていくことが大事になってくるでしょう。
そして、大体8割くらい暗記したなと思ったら、今度は、実際に問題を書いて解いていきます。
そして、問題を解いた後はまるつけをしていきます。
このときに、瞬時に解けたものについては〇を、時間がかかったが解けたあるいは自信のないものには△を、解けなかった問題には何もつけずにおきます。
そして、その次からは、印の無いものだけをひたすら解いていくことで、苦手なところを減らしていくことができるわけです。
最後に
いかがでしょうか。
暗記はとにかく我慢強く継続するというイメージがあるかもしれませんが、工夫次第で効率をアップさせることができます。
社会以外の科目の勉強時間を増やすためにも、効率の良い勉強方法を実践していきたいですね。