中学生活最初の夏休み
中学校に入って初めての夏休みは、塾の夏期講習とスイミングスクールで毎日が過ぎていきました。
(家族で旅行にも言った気が・・・。記憶が定かではありません。)
受験で夏休みというと、まとめて勉強ができる特別な時期ということで重要だと思われていますが、まだ中1ということもあって、多くても1日に5時間(午前2時間+午後3時間)ぐらいの勉強時間でした。
塾で習ったことは問題集を反復して復習して身につける、の繰り返しでした。
予習はせず、復習だけしていたので、中1の夏休みの段階ではそんなに勉強する内容もなかったですね。
毎月末の実力テストの成績も上位をキープしていました。
学校行事が目白押しの2学期
まずは9月の体育祭。
厳しい残暑の中、毎日2~3時間は体育祭の練習でした。
放課後もクラス対抗リレーの練習などをしていました。
このときは、最低限塾に通うだけで、勉強はあまりしていませんでしたね。
体育祭の練習期間が3週間ほどだったので、この期間だけは勉強も忘れて練習に打ち込もう、という気分でした。
実際、塾の成績も下がることはありませんでした。
体育祭の練習で激しく身体を動かすことでメリハリができて、短時間でも勉強に集中できていたと感じます。
そして、11月の文化祭。
クラス対抗で合唱コンクールがあり、これも毎日のように練習。
放課後にクラス全員で集まって、
曲は「Let’s Search For Tomorrow」でした。
この曲の歌詞に、未来へ向けての前向きな思いが散りばめられており、
高校受験がんばろう、という思いが改めて強くなったのを覚えています。
search for は「~を探す」なのか~、受験のために覚えておこう、みたいなことは全然考えませんでしたね(笑)
本番を終えると、クラス全体に一体感のようなものが生まれて、中学生活の大事な思い出の1シーンになりました。
今、学生時代で一番思い出深い時期は?と聞かれると、僕は中学時代と答えますね。
特に中3のときなんて勉強もたくさんしましたが、今思い出すのは体育祭や文化祭などの学校行事のことばかりです。
こうした思い出があったからこそ、受験勉強も頑張れたのかな、と今となっては思います。
皆さんも、難関高校に合格するために特別な勉強をしないといけないから、といって学校行事や部活、趣味を犠牲にしないでほしいと思います。
二度とやってこない中学時代を存分に楽しめてこそ、勉強に対しても良い意味での刺激を与えられると、僕は思っています。