入試で点数がしっかりとれる「公民」の勉強方法についてお伝えしていきます。
公民は社会3科目あるうちで、日々の暮らしや将来に最も身近で役に立つ科目です。
面白みに欠けると感じる人もいると思いますが、社会人になってから「一般常識」として重要になってきますので勉強して全く損はありません。
勉強に取り掛かる前に私たちの住む世の中がどのようにして動いているのか、その点に興味を持ってみてください。
それでは、実際の勉強法をポイントに分けて説明します。
やはり教科書の理解が基本
もちろんですが、入試では教科書に載ってあることから出題されますので、とにかく教科書に書いてあることをしっかり理解して暗記をするということです。
つまり、教科書をベースにして分からないところは参考書を読んで理解に繋げるというスタイルをとります。
それでも難しくて理解できなかったり、覚えることができない場合は分からないところにある言葉を意味が分からないまま丸暗記してしまうのではなく、それはどのような意味なのか、なぜ必要なのか、誰が主張したのか、その言葉の意味や背景を自分なりの言葉に言い換えて理解することが大切です。
次に、日本史、世界史、現代文の知識をフル活用させることです。
社会や現代文の知識があると公民に生かすことができます。
公民の勉強時間はなかなか確保しづらいですが、公民は社会や現代文との繋がりが深いため知識の応用をすることが可能になります。
時事問題がよく出題されます。ニュースや新聞に取り上げられているような話題がよく出題される傾向があります。
教科書で覚えた内容が現実でどのように行われているかということを頭の中でつなげておくことです。
ですので、新聞を読むことも良いですし、ニュースを見ることも良いです。
「セット」で暗記すると身につきやすい
次に、公民は比較で記憶していくということです。
例えば、「衆議院と参議院」「国会と地方自治」のように言葉がセットになっているものがたくさんあります。単体として記憶するのではなく、セットにして覚えていくと効率アップにつながります。
以上の勉強法で理解したことを学校のプリントや問題集で繰り返し勉強してください。
「公民」は出てくる言葉が難しいものが多く、興味を持ったり覚えることが難しい科目ですが、とにかく自分が生きている社会の仕組みについて興味を持つことイメージしてみることで理解も深まり点数アップにつながっていくのです。