ICレコーダーを使うと覚えやすい
社会科全般の勉強法としては、やはり「暗記」が大切になってきますよね。
暗記するためには、覚えたい言葉を何度も書く、何度も暗誦する方法が効果的ですが、それ以外に僕が実践した暗記法は、ICレコーダーに覚えたいポイントを録音し、その内容を繰り返し聞くというやり方です。
長時間勉強をしていると、だんだんと飽きてきて気力が続かないことがありますよね。
そのようなタイミングでICレコーダーから録音した自分の声を流し、暗記したいポイントを覚えるようにしていました。
耳から入ってきた言葉は忘れにくいので、暗記がどうにも苦手な人にはオススメの方法です。
公民は単なる暗記だけでは不十分?
公民の勉強法は、地理や歴史とはどことなく違うと感じている人も多いのではないでしょうか。
そうなんです。公民は暗記だけでは対策が不十分になってしまうところがあります。
公民でよく出題されるテーマには、経済、憲法や三権分立などがあげられますよね。
このようなテーマは、ただ言葉を追っているだけでは意味がわかりにくいことも多いと思います。
例えば、「違憲立法審査権」という言葉だけを見ても、すぐにはピンと意味を理解できないですよね。
このように、公民では難しい言葉がたくさん出てきますが、大事なのはそれらの言葉を簡単な言葉に書き直して理解するということです。
公民の勉強の基本は教科書なので、まず教科書を何度か読んでみます。そして、意味がわからないところがあれば、市販の参考書などを見て意味を理解するようにします。
日頃から、テレビや新聞のニュースなどに興味を抱くことも大切ですね。難しい言葉を自分なりに簡単な言葉で理解できるようになれば、その後の暗記が進みやすくなります。
また、最近では、世の中で「憲法」に関心をもつ人が増えていますので、「憲法」をわかりやすく解説した本もたくさん発売されています。
そのような本でおもしろそうなものがあれば、いくつか読んでみるとよいでしょう。
勉強の暗記の際に使うのはあくまで教科書ですが、暗記の前には内容の理解が大事です。
そのような理解を深めるためにニュースに関心を持ったり、憲法の本を読んだりするのはとても大切になってきます。
特に、経済に関していえば、実際に世の中で起こっているできごとを知ると、より身近に感じられます。
最後に
公民の勉強はこのように単なる暗記だけでは難しい面があるものの、いったん内容を理解できれば得点につながる科目です。
苦手な人も多いため、内容を理解した上で暗記できれば、他の受験生との差をつけることができて、心強い味方になる科目と言えます。
皆さんもぜひ公民を得点源にしてくださいね。