数学のおすすめの参考書、問題集は?

数学は、英語と並んでほぼどこの高校でも入試科目になる重要な科目ですよね。

なので、中学1年生のときからしっかりと勉強できる参考書・問題集が欲しいところです。

今回は、普段の学校あるいは塾の予習・復習から入試対策まで幅広く使える参考書・問題集を紹介します。

数学は「チャート式」で決まり!

「チャート式」シリーズは数研出版から発売されている参考書・問題集のシリーズで数学の他の科目もあります。

もともと、チャート式は大学受験の数学対策のバイブルのような問題集で、僕も大学受験勉強のときに使っていました。

その当時は、中学版は売っていなかったと思うのですが、数学の勉強には「チャート式」はもってこいなので、高校受験を目指す中学生の皆さんにもおすすめです。

学年別に、「チャート式基礎からの中学1年数学」「チャート式基礎からの中学2年数学」「チャート式基礎からの中学3年数学」があります。 いずれも、要点の解説+練習問題という構成の参考書です。

そして、これらの参考書に対応する形で、「チャート式基礎からの中学1年数学準拠ドリル」「チャート式基礎からの中学2年数学準拠ドリル」「チャート式基礎からの中学3年数学準拠ドリル」 があります。

さらには、入試対策用に「チャート式基礎からの中学数学 総仕上げ」もあります。

以上のように充実のラインナップで、中学校の数学の勉強は「チャート式」だけでも十分じゃないかと思うほどですね。

中学数学のチャート式の特長は?

カラーページで読みやすい

参考書の解説部分はカラーページになっており、要点が整理されていてとても読みやすいです。

普段の予習・復習にピッタリですね。

また、重要な用語は赤字で書かれており、付属の赤シートを使うと、穴埋め問題のようにして重要ポイントを確認することもできます。

例題と練習問題が1対1に対応

参考書の多くのページは、例題と、その例題によく似た練習問題が同じページの中に載っています。

例題の解説を読んで、すぐに類似問題を解いて練習することができるんですね。

ここが「チャート式」の最大の特長で、人気の理由なんです。

例題は、定期テストや入試によく出る問題パターンを網羅していて、チャート式に載っている例題が全て解けるようになれば、数学が得意科目になるのは間違いなしです。

また、例題も自力で解くようにすると、演習量を倍にすることもできますね。

準拠ドリルは問題数が豊富

参考書だけでも練習問題を解くことはできますが、さらに演習量を増やしたいという人には、準拠ドリルがおすすめです。

参考書の例題で出てきたような問題やその応用問題が多数載っており、準拠ドリルを使って問題演習をしておけば、定期テスト、入試とも対策は万全と言えると思います。

さらには、中学3年生になって、受験対策で問題演習量を増やしたいという場合は、「チャート式基礎からの中学数学 総仕上げ」 を使うこともできます。

おススメの使い方は?

とりあえずは、例題とその下の練習問題を解く練習を繰り返しやっておけば、定期テスト対策としては十分かなと思います。

最低でも2回、できれば3回繰り返すようにしたいですね。

特に3回目は、例題の解答・解説の部分も隠して自力で例題も解くようにすると、さらに力がつきます。

それでも余力がある人は、「EXERCISES」や「定期試験対策問題」「入試対策問題」も解いて演習量を増やしてもいいと思います。

「チャート式」は、高校入試が終わった後も、大学受験対策で使う人が多いと思います。

チャート式で数学を勉強する習慣をつけておけば、中学だけでなく高校の数学の勉強もはかどるようになりますよ。